Madenokoujiのブログ

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ユニクロ柳井正が「絶対に言ってはいけない言葉」🗣️

ユニクロ柳井氏に「仕事の悩み」をぶつけると

ユニクロを運営するファーストリテイリング会長の柳井正氏に、職場の悩みを相談するインタビュー企画した。

「経営方針の徹底は社員の個性を押し殺すことになるのでは❓」という内容であった。柳井氏に直接質問するとめちゃくちゃ怒られた。柳井氏の回答はこうだった。

 

「カン違い」の社員にカチン

若くてちょっとできる人は勘違いしやすいのかもしれないが、個性をだす事と会社の経営方針に従う事は全く別の話なのだ。むしろその勘違いを指摘して個性などを殺し、「会社のやり方を徹底しなさい」というアドバイスをした上司に出会えたのは素晴らしい事だと感じた。

「会社という枠組みの中では自分の個性が発揮できない」とこぼしている人は、確実に失敗するのだ。そして、そんな勘違いを正す事は、上司の務めのひとつなのだ。

現場での柳井氏の声は明らかに怒気をはらんでいた。サラリーマン社長にはない「何に対しても本気で臨む姿」が柳井氏にはあった。

 

「個性を尊重しろ」柳井氏の忠告

会社をスポーツと置き換えて考えてみると分かり易い。会社の原理原則や経営戦略というのは、サッカーなどのチームの基本戦術と同じなのだ。個性を尊重しろというのは、サッカーでチームの基本戦術を守らずに勝手にプレーしますと宣言しているのと変わりないのだ。

会社に参加するという事は、基本的に会社の考えどおりにしますという事で、誰も個性を発揮してくれとは言っていない。チームの基本戦術を理解して、取り決めに則ってボールを相手のゴールに入れるというのが、チームとして勝つという事になる。勝手にドリブルしたり、攻撃ばかりで守備をしないような選手は、いくら身体能力に恵まれていてもチームが強くなるためには不必要なのだ。

柳井氏の言う事に納得した訳ではない。「基本戦術」など誰も教えてはくれなかったし、「勝つ」の定義もよく分からなかった。売れればいいのかと聞けば否定するくせに、売り上げが増えれば大喜びするのが経営者という者である。

改めて柳井氏の著作を読み返し、発言をくまなくチェックした。その際に、柳井氏のこんな言葉を発見して非常に良く理解できたのを覚えている。

 

何でも「指示通り」では会社は潰れる

意見を自由に言える社風は大切である。いつも言うのだけれど、社長の指示した通りに現場の社員が実行するような会社は間違いなく潰れるのだ。現場の人間が「社長、それは違います」と言えるような会社にしておかないと、知らず知らずのうちに誤った方向に進んでしまう。ただし、現場の社員は社長が本質的に何を指示しているのかを理解しておく事が重要だ。それを現場の判断で組み替えていくのが仕事になるのだ。

 

私見

会社の基本方針をベースに、各担当役員や事業部長などが自分の守備範囲における運営方針を決めると思う。そしてそれを反映し、各部課長等が具体的な目標を定める。その結果各担当者の仕事内容が明確になる。

各担当者の目的が決まり、ここからの仕事の熟し方が各個人により異なると感じる。会社の基本方針から自分の仕事内容を俯瞰的に把握するのと、ただ与えられた自分の仕事だけに着目しているのでは、当然仕事の結果に差が生じると思う。ただそのような事にならないように上司と「報・連・相」でチャックし、ターゲット実現に向け仕事を管理されながら進める事になると感じる。

各自の仕事の進め方に「個性」が現れる事になると思う。「仕事の効率」や「アイデアの付加」‥‥などがこれに該当すると考える。与えられた仕事だけを何も考えずただ進めていては、あなたの「個性」が「価値」として結実しないであろう😐

 

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