Madenokoujiのブログ

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「化石燃料を燃やしてEVを作る」自動車市場の矛盾❓

修理も不可でEVは使い難い

トヨタが2026年にヨーロッパの新車販売の2割をEVに❗

欧州はいまやEV中心だから、トヨタもビジネスという事ではやむを得ないのだろう。EVには興味があるが、現状だとEVは故障した時に修理ができないなというのが気になる。EVは巨大なスマホみたいなものだから、直すといっても地元のディーラーではできない。部品を修理・交換という訳にはいかないだろう。どこか調子が悪いとなると、全て新しくしなければならない。全取換えでそこがいつも気になる。

だから、いくら補助金が出たって中国のEVを買うつもりは全くない。だって国内のディーラーがきちんとしているならまだしも、中国製はそもそもすぐ壊れそうに感じる。そうしたら全損というか、新しいクルマに替えて下さいと言われるのがオチと思う。EVってスマホのようなものという認識だから、アフターサービスがきちんとしている日本製ならいざしらず、海外のものは冒険で買う気にはならない。

ただEVに興味がある理由は、家にZEH(Net Zero Energy House)仕様と言うのがある。つまり「エネルギー収支がゼロ以下の家」という意味である。屋上に太陽光パネルが並んでいて、太陽光発電で家の電力はほぼ賄える。ところが、これが夜になると蓄電池が必要になる。そこで実は、EVは蓄電池の代わりができるのだ。その意味でちょっと興味があるのだ。

しかし、都心のZEHマンションには資産性があるとか言って宣伝しているが、集合住宅だと権利関係がけっこう大変だと思う。太陽光発電の電力を各戸にどう配分するかという問題があると思われる。そもそもマンションはほとんどが高層建築である。ビルのような構造になると、体積に比べて屋根や屋上の面積は相対的に小さくなる。たぶん共用部分の電力しか賄えなくて、共益費が少し安くなるレベルではないだろうか。マンションの住人みんながEVのオーナーだったらどうなるか。充電設備の争奪戦になってしまう。駐車スペースの確保より大変かもしれない。

中国は化石燃料をガンガン燃やしてEVを作っているのだから訳が分からない。いったい何のためにEVを作るのか。なぜ世界がEVの流れになっちゃうのか意味不明に感じる。

 

水素はどうか

水素の方が良いかもしれない。EVよりは魅力があると思われる。物理的な話として、エネルギーは必ず損失をともなう。ガソリエンジンはその意味で一番だけれど、水素ガスもそれに近いと考える。その方が最終的にはエネルギー効率がいいと思われる。

 

私見

EV自体今後の技術革新も予想され、また充電設備も同様に考えられる。従ってEVも不可ではないと思う。現在は、ガソリン・電気・水素が混在しており、何が正解かの判断は難しいだろう。また世界各国のそれぞれの事情もあり、簡単に一本化は困難とも予想する。

そうなるとこの過渡期を如何に乗り切るかは、自動車メーカーの考え方・技術力・企業力に依存するはずだ。あくまでも私見であるが、現状では「敵は炭素」と明確化し「全方位戦略(ハイブリッド・水素・EV)」を推し進めるトヨタが優位と考える(下記参照)。

madenokouji358.hatenablog.com

私はクルマに興味がある68歳の爺さんである。仮にいずれかに一本化されても、その頃には免許を返納していると考える。今の私はプラグインハイブリッドカー「PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)」を選択している🚗

 

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