Madenokoujiのブログ

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街の本屋が消える理由❓

昨年、出版界では大きな変動があった。コンビニの雑誌取次である日販とトーハンが、それぞれローソン・ファミリーマートセブンイレブンと取引を行っていたが、日販が2024年にローソン・ファミリーマートとの取引を中止すると発表した。これは、コンビニとの取引が大きな赤字部門であったためだ。

一方、トーハンは川口雑誌新センターに大規模な投資を行い、取次事業を続ける意向を示した。特に全国に5万軒あるコンビニルートが重要で、トーハンはその使命感から日販が手放したローソン・ファミリーマートとの取引を引き継ぐことになった。

出版社にとっても、この変動は大きな影響を及ぼすことになる。コンビニの雑誌販売は、広告料収入の面からも重要で、その販売ルートを失うことは大打撃となるのだ。そのため、出版社も抜本的な対応が必要となる。

また、読者からは「なぜ注文した書籍の入荷が遅いのか❓」という不満が多く寄せられている。これは、出版流通が元々雑誌配送を基盤にしていたため、書籍の注文品が他の流通網に比べてスピードで劣っていたのだ。しかし、この現状にも変化の兆しが見えてきている。

2023年は、トーハンと日販がそれぞれ異なる経営方針を採る年となった。トーハンは出版物のホールセラーとしての役割を続ける一方、日販は出版販売会社としての機能を縮小し、輸配送と代金回収による手数料収入を柱とするディストリビューターとしての方向性を示したのだ。

最後に、全国の自治体の4分の1には既に書店がなく、その現状を憂う声が大きくなった。そこで、今年3月には「経済産業省書店振興プロジェクトチーム」が発足した。これにより、書店の現状に関心を持つ人々が声を上げ、書店を救う一助となることが期待されている。

 

私見

数年前までは近くに駐車場があり、書籍が充実した書店があった。良く利用していたがカフェになってしまった。駅前に書店があるが駐車場がないため、歩くか自転車を使うしかない。もう一店舗は最も近いホームセンターの書店になる。このホームセンターに行く際にこの書店を時々利用する。また徒歩数分圏内にファミリーマートセブンイレブンがあるので、こちらを活用することもある。

以上のような状況から、書籍を読んで選びたい場合はホームセンターへ行くが、殆どの場合は当然Amazonの利用する事が最も多い。

私は68歳東京住まいであるが、高校卒業までは静岡の故郷で暮らしていた。この時代は本を購入するのは書店との選択肢しかなかったと思う。何処でも同じと思うが、ネット・自動車の時代になり、所謂町の商店街は寂しい限りである。

書店を救うため『「経済産業省書店振興プロジェクトチーム」が発足した』とあるが、客を引き付ける何等かの施策が必須と考える。例えば、『SNS 総フォロワー20万人❗オリジナルブックカバーが人気な街の本屋さん「正和堂書店」(下記)』のような工夫が重要と考える🤔

 

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