Madenokoujiのブログ

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隣の芝生は青い❓

私と家内は約1ヶ月もすると68歳になる。古希直前である。当初の予定では昨年末の12月に、地域包括支援センターの方に介護の事に関して教えて頂く予定であった。そして、今後の老後生活をある程度予想する考えであった。しかし、家内が大腸がんになってしまった為、先ずは治療を優先し介護の件は家内回復後に延期した。

そこで、私は下記の記事により同年代の方々が、どのような生活を送られているのかを調べてみる事にした。

人生100年時代と言われるが、60代は「現役」なのか「隠居」世代なのか❓

60代を対象とした6,000人のアンケートを実施し、その結果から60代のお金,幸せ,キャリア‥‥などを紹介して、どの世代でも今からできる人生後半を「豊か」に過ごすヒントを示してみる。

 

64歳を過ぎると「現役層」は半数に

60代の読者なら「今の自分とはどこが違うか」、50代の読者なら「60代になった時、自分のなりたい姿とどう違うのか」を知ることが重要と考える。

毎年60代6,000人の都市生活者を対象に、アンケート調査を行っている。「都市生活者」というのは、人口30万人以上の都道府県庁所在地に居住している人である。あえて都市生活者にこだわるのは、農村で生活する60代と、都市で生活する60代では生活に必要な費用や資産が異なると考えているからだ。

かつて子供に言われたことがある。当時、私の父は定年退職後に新車を買って乗っていましたが、「お父さんは中古なのに、仕事をしていないおじいちゃんはどうして新車が買えるの❓」と言われたのだ。岐阜県の山間部で生活している両親には、年金だけで十分な生活ができる環境だったのだ。

さて、まず60代は仕事をしているのか❓

今年実施したアンケートの回答者6,503人を年齢別に働いている人(会社員、あるいは自営業)の分布をみると、現役層が過半数を占めているのは60〜63歳までで、64歳になると現役層は46.1%に低下しているのだ。これは年金を受け取る人が68.1%と急増するためと思われる。

 

500万円を超える年収

60代の平均世帯年収は552.9万円と高いという印象を受ける。もちろん最多年収帯は201万〜400万円(全体の26.6%)で、平均より低くなっている。高額年収の人に平均値が引き上げられているようだ。それでも中央値が400万円を少し上回るので、60代の都市生活者の年収は十分に高いと思われる。

ちなみに、60代でも現役で会社勤めをしている人は、世帯年収の平均値が769万円でかなり高額である。一方で、公的年金を受け取っている人は相対的に年収が低くなっているが、それでも487万円弱である。世帯年収であるため、年金を受け取りながら夫婦でアルバイトなどの収入がそれぞれに100万円程度あれば、400万円を超えることは十分に考えられる。

一方、世帯の年間生活費平均は358.3万円である。特徴としては、その分布が201〜400万円層に集中しており42.7%にもなる。収入に比べて支出のばらつきが小さく、60代は収入が多い人でも支出は抑制気味にしていることが窺える。将来の支出増を気にし、使い方をコントロールしていると考えられる。

ただアンケート調査であるため、生活費に税金や社会保険料などを含めていない可能性もある。ちなみに総務省が発表している家計調査(2021年)において、2人以上世帯65歳以上の無職世帯では、消費支出の15.6%が税金や社会保険料といった非消費支出になっている。もしこのアンケート調査でも同様と推測し非消費支出を含めていないとすると、それらを加えると410万円強が実際の支出だと計算できる。

それでも平均年収の75%位なので支出を抑えているとしても、世帯年収が平均よりも低い層の人にとっては、他の資金が必要になることは明らかである。一般的に60代の年収は、働いて得る勤労収入と公的年金と想定される。しかし、それでも足りない場合には、保有する資産を取り崩して収入とする資産収入を加え、退職後の生活費が賄われることになる。

 

世帯保有資産に大きな格差がある

そこで世帯保有資産が重要になる。60代の世帯保有資産の平均値は2,291万円強だが、バラつきが大きい。世帯保有資産は大きく2つのグループに分かれる。1つ目は資産の少ない層で、最も人数の多いのは全体の23.3%に達する資産0円世帯である。

資産を保有できていない世帯が2割以上を占めるとは驚きだが、金融広報中央委員会による「家計の金融行動に関する世論調査」(2022年)でも60代の2人以上世帯で20.8%が金融資産を保有していないと回答しているので、「60代6,000人の声」の回答者が特殊な集団ではないことが分かる。

 

60代は只者ではない

収入,支出,資産の数値を確認してみた。バラツキはあるが、平均像は収入550万円,支出は410万円,資産は2,300万円と推測される。この数字からすると、60代は「隠居暮らし」と呼ぶことは難しいと思われる。

これから長い退職後の人生を送るために、力を蓄えておく必要がある。しかし、それにしても収入は30台後半並み(家計調査・収支編で2022年、35〜39歳の勤労世帯の世帯主収入は46.5万円/月)で、資産はその3倍(家計調査・貯蓄負債編で2021年、30代勤労世帯の貯蓄額772万円)との訳なので、今時の60代は「老後」という言葉にはとても似つかわしくない生活をしているように思われる。やはり「60代は只者ではない」と考えられる。

 

私見

私はこのブログで本件内容を何回か投稿しています。「老後」で検索して頂ければ分かると思います。我が夫婦の今後の老後がいつまで続くかなど、当然誰にも分かりません。ただ一度だけの人生の最終章を「ビクビク」生きたくないのです。

病気で酒は飲めなくなった、禁煙もした、腰痛でゴルフも諦めた、ギャンブルは一切やらない‥‥、何が楽しくて毎日生きているのか❓

約60年も「夢」見続けている事を、実現したいだけなのだ。家内に話すと「ダメ」の一言で相談にもならない。先日も何日間か喧嘩をして、口を利かなかった。最初に書いたように看護の内容を加味し、計算結果を提示して「ゆとり」があるから大丈夫と定量的に納得させたいのだ。物事にはタイミングがあり、私の下準備はその時を目指し既に進行している。

確かに物価高騰については以前に投稿しているが、それが本当にそうなるかは私の能力では予想できない。しかし、実際の生活に大きく影響を及ぼすようであれば我が家の問題だけではなく、高齢者 and 国民の約70~80%以上が該当すると思われ、ひょっとしたら日本が崩壊する時に繋がるのではないだろうか。私の守備範囲を超えており、対応は不可能なのだ。

最後に、知り合いの方が投稿していた本を紹介して終わります。結局私の愚痴ばかりで、スミマセンでした🙇‍♂️

詳細

toyokeizai.net