Madenokoujiのブログ

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タワマン、高級食、ブランド品不要の「隠れ金持ち」❗

庶民が重税に苦しむ一方、チャンスを掴み、使いきれないほどの大金を手にする人々が確かにいる。しかし、街で彼らとすれ違っても、きっと気づかないだろう。新時代の富裕層、その頭の中と懐を覗いてみる。

 

絶対に目立ちたくない

いかに目立たずにいるか。いつもそればかり考えている。売上高7000億円超、時価総額3500億円のとある機械部品メーカー会長は、それが口癖だ。創業家による同族経営で、今は息子が社長を継いでいる。親子で保有する自社株の価値だけでも10億円を下らないが、この会長は現役時代から、飲み歩く事もなく毎日定時に帰宅する事で有名だった。

別のある中堅メーカー元社長も、こう語る。資産が10億円を超えたあたりから、どこで嗅ぎつけるのか「カネを貸してくれ」と言う人がひっきりなしに来るようになるんです。起業するから支援してくれ、こんな面白い新製品があるから投資しないか、頼むからとにかく貸してほしい‥‥。そりゃ、貸そうと思えば貸せますよ。でも応じたら最後、結局は恨みや嫉妬を買って、不快になるのがオチ。資産の多い人ほど、絶対に目立ちたくないと考えているものです。

この10年で日経平均株価は3倍になり、東京の地価は2割上がった。むろん、ユニクロ柳井正社長、キーエンスの滝崎武光名誉会長、ソフトバンク孫正義社長ら、よく名前と顔の知られた資産総額1兆円超えの大富豪たちはその資産をさらに伸ばした。

一方、そうした陰で増えたのが、資産数億円から数百億円の「隠れカネ持ち」達である。メディアの長者番付に名前が載るほどではないが、豪邸に住まい、死ぬまで働かずに豪奢な暮らしを続けても、カネに困る事はない人生を手に入れた人々だ。

彼らが大金を手にした経緯には、いくつかのパターンがある。典型的なのは、この局地的な好景気に乗じて業績を伸ばし、株高の中で自社株を高値で売って、多額の現金を得た経営者たちだ。

神奈川県逗子市。「日本のビバリーヒルズ」といわれる関東有数の高級住宅地に、建築家フランク・ロイド・ライトの傑作「落水荘」を思わせるような、海を望む豪邸が建っている。主のA氏(49歳)は昨年、父親から継いで25年にわたり経営してきた中堅商社の社長から退いた。まったくしがらみのない後継者に会社を託し、持っていた株を全て売り払って、100億円を超えるカネを得たという。親父は毎日のように銀座で飲み歩く放埒な社長で、バブル崩壊後には会社はほとんど潰れかかっていた。私は大手商社に就職したのですが、仕事が面白いと思えず退社し、傾いていた会社を継ぐ事になったんです。自分で言うのも何ですが、努力の甲斐あって会社の規模は25年で数十倍になりました。今は一切、経営には口を出していません。東京へ行く事さえめったにない。もともと本が好きなので読書をしたり、ネットで動画を見たりしてのんびり過ごしています。

 

会社の地下に住んでいる

4年前、約4億5000万円で購入した邸宅は手入れが行き届いている。車庫にはイタリアのスーパーカーランボルギーニフェラーリの最新モデルが数台、地に伏せる獣のように佇んでいた。だが、広い邸内を案内しながら「なんだか、馬鹿馬鹿しいと思いませんか」とA氏は言う。「庭の芝刈りだけで年に100万円、掃除を人に頼めば400万~500万が飛んでいきます。5000万円や6000万円のスーパーカーだって、前々から欲しかったとか、爆音を響かせて乗り回したいわけじゃなくて、どんなものか近くで眺めてみたいと思って買ってみたんです。こんな事言うと怒られますけど、ミニカーみたいな感覚です。旨いものも人並みには食べたいと思いますが、近所の少し高い店に行くくらいで、こだわりは全然ありません。昔、会社の経営が苦しくなって6億円ほど借金をしていた時期があるんです。でもその頃は、毎日必死で働いて、今思えば充実していた。そのあと運よく成功できて、孫の代まで使いきれないほどのおカネが手に入ったけれど、どこか冷めている部分があります。おカネって、稼ぐよりも上手に使うほうが難しいんだなと、今になって痛感していますよ。

かつて、A氏のように財を成した経営者はそれを投資につぎ込んだり、美術品・骨董品に凝ったり、美女と連れ立ってフルコースを食べたりと、どこか「資産家らしく振る舞わねばならない」と力むケースが少なくなかった。しかし令和の「隠れカネ持ち」は、仮に彼らと街角ですれ違ったとしても、数億円、数十億円もの資産の持ち主とは絶対に気付けないだろう。何の変哲もないTシャツに短パンで、見た目のうえでは庶民とまったく変わらないのだから。今着ているこのTシャツは500円くらいですかね。近所のコンビニで買いました。

Senjinホールディングス代表の下山明彦氏(27歳)は、東大在学時に仮想通貨関連メディアで起業し、その会社を24歳のとき評価額約6億円で上場企業に売却した。若くして数億円の売却益を手にしたが、カネを使う事にはまったく関心がないという。本当に必要なもの以外には使う気が起きないんです。実は住む家すらなくて、会社の地下で寝起きしています。一度だけタワーマンションに住んだ事があるんですが、半年でやめました。通勤時間がムダだし、寝るだけの部屋に高い家賃を払うなんて、見もしないのにネットフリックスを契約しているみたいだなと思って。

 

私見

「お金は天下の回り物」との諺がある。改めて調べてみると、下記のような事が書かれている。

1.富は流動的で変化する:人々の経済状況や富の分布は常に変動し、持ち主が入れ替わる事がある。今富裕な人も将来は困難な状況に陥る可能性があり、逆に今困難な状況にある人も将来的には成功する可能性があるという事を示す。

2.富は循環する:お金は経済活動や商取引において循環するもので、社会全体に利益をもたらす役割を果たしている。この諺はお金が一箇所に留まらず、人々や企業を通じて広く分配されるべきである事を示唆する。

3.謙虚さと感謝の重要性:富を持っている人も、その富が天からの賜物である事を忘れず、謙虚さを持ち、感謝の心を持つべきだという教訓も含まれている。富を適切に活用し、他人への協力や社会貢献を通じて恩返しする姿勢が重要である。

 

私は前記の「隠れ金持ち」の方々の将来について、何ら興味もないし関心もない。今後の人生において、お金に関する問題は何もないとお考えかもしれない。ご自分の事は大丈夫でも、例えば会社を継がれた二人のお子様が大喧嘩をし、会社の存続に多額のお金が必要になり、豪邸が消えてしまうかも(これ実際にあった話)。

「お金は天下の回り物」との諺は、まんざらではないのかも❓

貧乏人の僻みでした。大変失礼致しました。お許し下さい🙇‍♂️

 

出典

news.yahoo.co.jp