Madenokoujiのブログ

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「地球温暖化」から「地球沸騰化」の時代へ🌏🥵

「地球沸騰化」とは

「地球沸騰化」は、2023年7月に「地球温暖化」では表現できない猛暑が世界各地に発生したことに由来する。

今世界では何が起こっているのか❓

ヨーロッパ,アフリカ,アジア各地で最高気温を記録した場所では、干ばつ,山火事,洪水などの自然災害も増加した。バイデン大統領が「過去100年以上で最も多くの死者を出した山火事」と語った8月初旬のハワイの山火事も、一因として猛暑と干ばつを指摘している。気温上昇により水蒸気が増え、その水蒸気によって世界各地で豪雨も発生する悪循環になっている。

日本では気象庁によると1898年の統計開始以降、今年7月は最も暑くなった。豪雨も増え続けており、気象庁気象研究所は集中豪雨の発生頻度が2020年までの45年間で3.8倍になったと発表した。

このような状況から、7月27日の記者会見でグテーレス事務総長は「これこそ気候変動で恐ろしいが、これは始まりに過ぎない」と発言し、「温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と述べた。そして、各国政府や企業のリーダーに早急な行動を促し、先進国に2040年までの「温室効果ガス排出量の実質ゼロ化」にコミットする事を求めた。

 

沸騰化進行状況は

「沸騰化」の明確な定義はない。グテーレス事務総長は、最高気温を記録した事実と猛暑による災害の規模から、危機感を強調するために「沸騰化」という言葉を使ったと考えられる。

「沸騰化」と表現される状況が続くとどうなるか❓

国際機関や科学者らは、自然の生態系,人間の健康,そして経済に大きな影響を与えると警鐘を鳴らしている。暑さによる労働生産性の低下で、国際労働機関(ILO)は2030年に約350兆円の経済損失を予測している。

気温上昇の対策は理想のシナリオ通りに進んでいない。大きな原因は、地球温暖化/沸騰化を引き起こすCO2やメタンなどの温室効果ガスの排出削減が進んでいない。

 

地球沸騰化に必要な対策は

地球沸騰化には、早急で効果的な対策が必要である。

グテーレス事務総長は「地球沸騰化」と発言の後半で、「世界の温室効果ガス排出量の80%に責任を負うG20諸国が、気候変動対策を強化する必要性がある」と述べた。G20諸国が温室効果ガスの排出量を抑え、積極的に気温上昇を緩和する目標を決め、責任を持って対処することが重要である。

また、温室効果ガス排出量を削減の施策以外に、プラスチックのリサイクルや、グリーン電力を使う生産現場の工夫が挙げられる。再生紙の使用,省エネ,ペーパーレス化の推進など、オフィス部門での対策も必要だ。「地球沸騰化」の発言を機に、できる工夫を政府,企業,個人が実践する必要がある。

 

私見

「地球沸騰化」に関しては、約3ヶ月前に下記を投稿している。

madenokouji358.hatenablog.com

 

しかし、最近の温暖化については、指数関数的に急変していると肌で感じる。

何か解決案がないかと探した結果が、下記文献の最後に僅かではあるが記載されており、期待を込めて私見として概要をまとめた。

 

このまま気温が上昇すると、海水温も当然上昇する。そうするとサンゴ礁が絶滅し海洋生物の3割以上が死滅するため、数億人の食料事情が深刻になる。

最悪の場合2100年には日本は熱帯化し、夏の東京の気温は40℃を超え米はとれなくなり、関東や近畿圏ではバナナやパイナップルの栽培に適した状態になる。2100年は物凄い未来ではなく、医学の進歩で人は100歳まで生きる可能性があり、現在の20歳以下が該当する。

世界的に人口は増加傾向なのに、水が枯渇し作物の収穫量は激減となる。こうなると、農作物の価格は高騰し、自給自足ができている国々でも飢餓が蔓延する。飢餓に苦しむ国々は食料を確保するため、隣国に攻め込む可能性もある。日本は平和で現実感がないが、食料不足で飢餓が蔓延し戦乱に陥る可能性もある。近い将来の戦争は水と食料の奪い合いになり、水は石油よりも貴重になるのだ。

テクノロジーで解決する根拠を示せといわれれば難しい。100年前の人は、100年後には地震や噴火を予知できるようになると考えていたが、できていない。一方で、なくなるといわれていた石油は枯渇していないし、核戦争も起きていない。危機に直面してもテクノロジーで解決の道筋を示してきたのが人類なのだ🧐

🟤出典

toyokeizai.net

 

詳細

www.docusign.com