Madenokoujiのブログ

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愛犬の「えさやり」と「散歩」🐶

 

殆どの飼い主がペットフード

犬にペットフードを与えている割合は、9割との数値がある。

ペットショップなどのペットフードのコーナーでは、年齢別、病気別、犬種別など様々なペットフードが販売されている。栄養バランスを考えられたペットフードの方が、飼い主の手作りより健康に良いように考えられる。

しかし、最近のペットフードの種類はあまりにも多く、選択に迷ってしまう。

簡単に食事の準備ができるペットフードは便利で、ペットフードを否定している訳ではない。

 

ペットフードは「食品」ではなく「雑貨」

ペットフードは所謂「食品」ではなく、「雑貨」のカテゴリーに入いる。

もちろん、「雑貨」としてもペットフードが粗悪という訳ではないが、人の食品と同程度の規制を受けていないとされる。

なかには人間用には使わない毒性の強い添加物や、許容量を超えた添加物を含む場合もある。

「犬と猫における長寿に関わる要因の疫学的解析」との東京農工大の論文がある。調査は長寿犬と長寿猫グループ、5〜9歳で亡くなった犬猫グループを対象に行われた。長寿グループは「ペットフードのみ」の割合が低く、「手作り食」の割合が高かったのだ。

この調査では、「ペットフードが犬の健康に悪いとは言い切れないが、手作り食のほうが良い」と結論付けている。

 

「高級ドッグフード」が健康に良い

「高級ドッグフード」も飼い主さんの誤解が多いものの一つである。「高価なドッグフードが良くて安価なものが悪い」と言う訳ではないのが、ペットフードの難しい点である。

実際、高級ドッグフードを与えている場合にも、皮膚がボロボロ,下痢になったと動物クリニックに来る犬もいる。ドッグフードを安価なものにしたら元気になったとの、嘘のような話もある。

飼い主さんが高級なフードを食べさせるのは、ペットの体を思う気持ちがあるからである。でもそれが犬の健康を害してしまう事もあるようだ。

失うのは健康だけではなく、お金も失う場合もある。飼い主が良かれと思って与えていても、健康を害するだけでなくお金も失う事を「ペット浪費」とも呼ばれる。

そこには年々犬の診療費が上がっている現実があるのだ。今のままでは、犬の年齢とともに医療費はどんどん増えていくばかりだ。

 

犬も腸内環境が大切

腸と免疫力は、深く関係している。腸には免疫細胞が多く存在しており、腸が健康なら免疫力が高く、健康寿命の鍵は腸内環境が握っていると言われる。これは人間だけの話ではなく、犬も同様だ。腸内環境を整える事で、病気にかかりにくくなる。

そのために大切なのは、やはり「食事」となる。高齢期に入る前から色々な食べ物を食べる事が、健康長寿の秘訣になる。

また、前述の東京農工大の論文で、「ドライフードのみ」「ドライフードと手作り食」「手作り食のみ」の3つの食事のとり方で、どのケースが長寿だったかを比較している。長寿群では「手作り食」の割合が高いとの調査結果がある。

一般的にドライフードの多くには、とうもろこしなどの穀物が多く入っている。このような乾燥穀物を腸に入れ続けるより、水分を多く含む肉や野菜などの手作り食を摂取した方が、腸内環境に良いのは明らかである。

腸内環境が良くなれば免疫にも良い影響を与え、健康寿命の延長にも繋がると考えられている。

 

散歩の目的は運動ではない

「散歩は犬の運動ではない」と聞いたら驚くと思われる。

多くの飼い主さんは、犬の散歩をストレス解消と排泄させるための日課と、考えているだろう。ところで、犬は「何かしたい」という欲求の固まりである。人間と同じように、犬にも欲求の階層があり、もっとも重要な事は「生命の安全」や「飲食」である。従って、「運動」「探査活動」「なわばり活動」は、優先順位が低いものになる。

 

散歩の役割

実はこの「運動」「探査活動」「なわばり活動」の欲求を満たす事が散歩の役割だとの説がある。散歩に行くとにおいを嗅ぐが、これが最も分かり易い「探査活動」である。そして「運動」とは単なる散歩ではなく、ボールを投げてそれを走って取りに行くような、もっと大きな体の動きを指すのだ。

都会ではなかなか難しい面もあるが、週末にドッグランに行くなど、敢えて体を動かす事をさせてあげないと、犬の本当の欲求は満たせないのである。

 

散歩は犬の腸内環境に好影響

勿論「散歩が全く運動にならない」という意味ではない。むしろ散歩とは飼い主さんとの絆を深める効果が大きいと思われる。更に、犬の腸内環境にも好影響を与え、健康寿命を延ばす事が期待できる。

犬ではないが、子豚の飼育方法と腸内細菌に関する、日本臨床免疫学会発表の論文がある。子豚を飼育方法ごとに「外で自由に飼育している豚」「室内で飼育している豚」「個室に隔離して、抗生剤を毎日投与して飼育している豚」の3つに分け、腸内細菌の変化を調査した。結果、「外飼いの豚」の腸内細菌が最も良い状態であった。腸内細菌の9割が健康に良い種類の細菌だった。その次が、「室内飼いの豚」、最後が「抗生剤を与えた豚」という順番だった。

これは豚での調査結果だが、おそらく犬でも同様の結果が得られると思われる。その結果より、直ちに犬を外飼いすべきとは言わないが、室内にずっといるより適度に散歩に出て外の環境に触れた方が、犬の腸内環境にとっては望ましいと思われる。

 

適度な散歩で免疫力アップ

犬は散歩中、あちこちの臭いを嗅ぐ。草や土の臭いを嗅ぐと、微生物などが直接鼻に入ってくる。免疫は粘膜で産生される。鼻も腸も粘膜で、免疫細胞と腸には密接な関係がある。鼻の粘膜から微生物や様々な菌が入ってくれば、腸内細菌もその影響を受けると考えられる。

適度に散歩させる事で犬の腸内環境が良くなり、免疫力のアップに繋がるのだ。「散歩を犬の運動のためにしている、犬のストレス解消のためにしている」は、間違いではないが、「外の環境に触れる事」自体が、犬の健康寿命にとって意義があるのだ。

 

私見

私は犬や猫が大好きで、ブログでも多くの投稿を読ませて頂いている。

幼い頃(約60年前)柴犬を飼っていたが、今は訳あって動物は飼えない。

 

当時は静岡県の故郷での事で、今の東京では考えられないが、ほぼ放し飼い状態であった。朝潜り戸を空けると、そこからは自分勝手に活動していた。しかし、夕食は必ず家に戻って食べていた。夏休みの朝などは、私が近くの中学校のグラウンドでラジオ体操を行うので、いつも一緒に参加して友達に可愛がられていた。人を噛むような事は一度もなかった。自分より小型犬には全く関心を示さないが、大型犬にはだんだん近付き場合によっては喧嘩もした。その結果、右耳の先端には噛み切られた跡が残っていた。

私が何歳の時か覚えていないが、節分の翌日の夕食の時間になっても戻ってこなかった。このような事は一度もなかった。探した・探した・探した。近所の方々にも伺った。交通事故かと思い、自転車で出来る限り探した。しかし、結局帰って来る事はなかった。全く何の前触れもない、儚い別れであった。

 

犬を飼っている方々には大きなお世話かもしれないですが、私が見つけたニュースの概要を投稿してみました。ご参考まで🐶🐕❗

 

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