バナナは東南アジア原産で、日本には江戸時代に沖縄に伝わった。現在、日本で流通するバナナの大半はキャベンディッシュという品種で、これはクローンであるため、病気による全滅のリスクが有る。日本で流通するバナナの大半はフィリピン産で、次いでエクアドル産が多い。バナナの選び方としては、短くて太く真っ直ぐなもの、甘み重視なら高地栽培バナナがお勧めである。
バナナは追熟フルーツで、追熟すると甘くなる。保存方法はバナナ自身の重みで果肉が傷むので、内側を下向きに置くか「バナナスタンド(Amazon等で購入可)」を使うことが推奨される。
バナナ1本で1日のビタミンCの16%を摂取でき、ビタミンB6,カリウム,マグネシウムも豊富である。バナナ花粉によるくしゃみを抑制する効果や、2型糖尿病の発症が低下する可能性も報告されている。ただし、バナナは全フルーツ中2番目にアレルギーを引き起こす可能性がある。
バナナは皮をむいて食べるので、残留農薬のリスクは低いとされている。またバナナはコスパが良く、過熟したバナナは冷凍すると美味しいおやつになる。
我が家は基本的に毎日の昼食でバナナを1本食べる。購入しているバナナには、「フィリピン産」・「標高500m以上で育てており甘さとコクがある」との表示がある。従って、上述の内容とほぼ一致する事が分かった。
保存に関しては2日に1回購入しているので、問題はないと思われる。ただ保存用の「バナナスタンド」が実際に売られている事には驚いた。余り長期に保存すると、バナナが熟して黒くなるのではないかと思われる。
少し調べてみると、バナナの食べ頃はそばかすのような黒い斑点がでた時との事である。黒い斑点は「シュガースポット」と呼ばれバナナが熟したサインのようだ。バナナの保存に適した温度は15~20℃前後との事。皮がまだ青かったり奇麗な黄色の場合は常温で保存し、そばかすのような黒い斑点「シュガースポット」が現れたら、食べるのがベストのようだ。バナナはとても低カロリーで、1本(100g)あたり86kcalしかない。ご飯1杯(150g)あたり252kcalなので、約1/3である。カロリーが低いわりにエネルギー補給ができて腹持ちもよいので、バナナがダイエットに適していると言われている。
また「シュガースポット」の出た熟成バナナほど強い抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含むので、生活習慣病の予防になると言われているようだ😋
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