Madenokoujiのブログ

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家内の大腸がん、「がん」の予防10の方法🙂

家内の大腸がん

昨年末に、家内は大腸がんの内視鏡による検査を行い、ポリープを採取し今日検査結果の説明があった。入院しての手術は必要であるが、90%治るだろうとのことであった。

入院先の病院のHPには、紹介状がある場合も電話による初診の予約が必要と書かれていた。先生は年間200件以上の大腸がんの検査を行っており病院との関係があるのか、全ての処理を行って下さり来週の月曜日で予約も完了できた。

私も以前に肺がんの検査を実施しており、がんの予防に関して少し調べたので、以下に示しました。

 

がんの70%は予防できる

2007年、世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究機構(AICR)は、世界各地で行われた研究や大規模調査の結果を総合的に分析して、『食物,栄養,身体活動とがん予防:世界的展望(Food, Nutrition, Physical Activity, and the Prevention of Cancer: a Global Perspective)』という、報告書を公表した。そのなかで、有効と思われるがん予防法10項目が示されている。

 

1 肥満をさける

2 よく体を動かす

3 カロリーの多い食品、糖分の多い飲料をさける

4 植物性の食品を食べる

5 肉の摂取をひかえ、加工した肉は食べない

(注:家畜として飼われている、牛,豚,羊,山羊などの肉。鶏肉は含まない)

6 アルコールをひかえる

7 塩分をひかえ、カビのはえた食品は食べない

サプリメントに頼らない

9 できるだけ母乳で育てる

10 がんになったことがある人も、以上の助言に従う

 

ちょっと拍子抜けか❓

誰でも予想がつくような予防法ばかり、しかも聞き覚えのある言葉が並ぶ❗

これは、生活習慣病の注意点と同じでは❓

 

その通りだが、これは不思議なことではない。意外かもしれないが、がんは生活習慣病に分類されているのだ。旧厚生省の公衆衛生審議会は、1996年に生活習慣病を次のように定義している。生活習慣病は「食習慣,運動習慣,休養,喫煙,飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」で、糖尿病,心筋梗塞脳卒中,ガン等を含む。

 

こう考えられるようになった原因は、以下の論文の発表に基づく。まず米国人を対象に、がんによる死亡の原因を推定した有名な論文がある。

1981年に出された論文で、それ以前におこなわれた膨大な調査結果をベースにがんで死亡した原因を、どの環境要因がどれくらいの割合を占めているか分析したものである。その結果、食生活の改善により予防できたはずのがんが35%、禁煙していれば防げたものが30%、ウイルスや細菌などの感染によるものが10%以上、飲酒が3%などとなっており、遺伝的素因によるものはわずか5%であった。

1996年には、米国ハーバード大学のがん予防センターも同様の研究を行い、成人してからの食事と肥満が30%、喫煙が30%、運動不足が5%、飲酒が3%と、個人の生活習慣ががんの原因の68%を占めていたとしている。この研究でも遺伝的素因は5%であった。

以上のように生活習慣を含む環境要因が、がん発症の約70%であることは確かなので、がんの70%は予防できる可能性があることになる。ただし、これらの研究は米国で行われたものなのだ。発表した研究者らも、原因の割合は人種によって変わるだろうと書いている。

 

日本に多いがん

がんは1981年以降、日本人の死因第1位である。国立がん研究センターがん対策情報センターが2017年のデータをもとに推計したところ、男性が一生の間にがんと診断される確率は約66%で、女性は約50%であった。「2人に1人が一生に一度はがんになる」という表現は、この数字を根拠にしている。

日本でがんが増えたように見えるのは高齢化社会だからである。がんは高齢になるほど発生しやすい病気だからだ。

 

同センターがまとめたがん統計によると、2017年に日本であらたに診断されたがんは、男性の第1位が前立腺がん、第2位が胃がんで、次いで大腸がん,肺がん,肝臓がん、女性は乳がんが第1位、第2位が大腸がん、そして肺がん,胃がん,子宮がんの順であった。すべて高齢化の影響を受けないように年齢で調整したデータである。わざわざデータを調整するのは、がんが加齢によって発生しやすくなる病気だからである。国と国はもちろん、同じ国でも時代が変われば集団の年齢構成が異なります。そのため、こういう場合は統計学にもとづいて定められた複雑な計算式を使い、調査対象者の年齢をそろえたうえで発生率や死亡率を比べることになっている。

前立腺がんと乳がんは、元は欧米で多いがんであった。けれども昨今、日本でも発生率が急速に上昇し、それまで日本で多かった胃がんや大腸がんの発生率を追い抜いている。

 

私見

家内が大腸がんと診断された。少し古いデータでありまた人種差もあると思うが「がん予防法・10項目」に、該当する項目が含まれている。がんは生活習慣病に分類されているので、多分多くの方も該当する項目があると思われる。

また、私の過去の投稿「小太りの方が長生きする👍(下記)」には、『身体をつくるためには「肉」が必要』と指摘されており、矛盾する内容も含まれており迷いも感じる。

madenokouji358.hatenablog.com

いずれにせよ、「がん」が加齢によって発生しやすくなる病気であることを踏まえ、「食生活・飲酒・喫煙・運動等」に注意することの必要性を実感する🤔

 

詳細

gendai.media

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