Madenokoujiのブログ

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なぜ大学病院の待ち時間は長い❗

日本では国民皆保険制度があり、誰でも簡単に医療機関を受診できる。しかし、医師の数が少ない為、病院やクリニックでの待ち時間が長くなっている。

40年前は、患者を待たせるスタイルが一般的であった。大学病院に予約制が導入されても30分間に何人の患者を診るかが問題となり、予約制の意味が薄れてしまった。

待ち時間の問題は、医療の不確定要素や診療の長引きによるものであり、患者の立場からは理解しにくい事もある。

現在の大学病院では、時間枠を守る努力や新患の事前予約制が導入されているが、受診までの待ち日数が長くなるという新たな問題が生じている。国の政策として、軽症の患者が大病院に行かないように誘導されているが、それでも大病院の混雑は続いている。

待ち時間を完全に無くす事は難しく、唯一の解決策は医師の長時間労働だが、2024年4月からの「医師の働き方改革」により、医療の量や時間が低下する可能性がある。日本人の大病院指向は改善されつつあるが、依然として大病院への患者殺到が混雑の一因となっている。

 

私見

私は以前医療分野における『「AI」の活用(下記)』に関して投稿した。

madenokouji358.hatenablog.com

 

「AI」の活用により、全ての医療行為が解決するとは思えない。しかし、現状最先端の分野以外で「AI」が効果的ではないかと考える。既に凡例のある病気等に関しては、「AI」が得意とする分野である。記事の内容で「軽症の患者が大病院に行かないように誘導されているが、それでも大病院の混雑は続いている」とあるが、「軽症の患者」の多くは「AI」で対応できると思われる。

調査してみると、大学病院での「AI」の活用は以下のよう例がある。

1.画像診断支援:「AI」を用いた画像診断支援システムが導入されており、CTやMRI読影診断を迅速かつ正確に行うことができている。

2.医療文書の自動作成:東北大学病院では「AI」を活用して医療文書の作成時間を半減させる実証実験が行われており、業務効率化が期待されている。

しかし、医療従事者の負担軽減や診療の効率化が図られるが、まだ多くの医療機関で「AI」の導入が進んでいないのが現状のようである。

一方民間企業では、「富士フィルム日立製作所アステラス製薬‥」で「AI」が活用されているようである。

ところで、私は今までは殆どの問題は「GoogleYouTubeAmazon」が有れば解決できると考えていた。例えば「物価の高騰」の調査でググったところ、官公庁の文献を見付けた。しかし、膨大な「文章・図・グラフ」で、内容の把握は無理と感じた。そこで、同じ内容を「AI」で調査した。全く同じ文献を指摘していたが、その概要も短文で示されていた。この時から「AI」も多用するようになった。今回の私見にも「AI」を活用している。

国は新しい分野への進出は遅く期待できない。日本における所謂大学病院の総数は、約80になるようだ。共通する医療行為は相当数存在すると考える。つまり民間企業の飯の種が多く存在するはずである。今後「官」ではなく「民」主導による「AI」の活用が急速に進展する事を期待する🙂

 

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gendai.media