ペットメディア「petan」編集部が、犬の飼い主122名を対象に実施した「ペット(犬)の洋服事情」に関する調査結果を発表。
自身の飼っている犬に洋服を着せているかを尋ねたところ、「着せている」とする回答が47％を占めた。犬に洋服を「着せている」と答えた人に、犬の洋服の購入頻度を尋ねた質問では、「半年に1着」（31.03％）が最も多く、「年に1着程度」（15.52％）という回答がみられる一方で、「月に1着以上購入する」が27％に達し、約4人に1人が毎月愛犬の洋服を購入している。
犬に洋服を「着せている」と答えた人に、月の犬の洋服代について尋ねたところ、「3,000円以上」が41.38％を占めた。一方で、「5,000円以上」（29.31％）、「1万円以上」（5.17％）といった回答が得られた。更に、飼い主自身の月のおおよその洋服代を尋ねた質問の結果をあわせてみると、自身の洋服代が高いほど犬の洋服も高いものを購入しており、自身の洋服代の約3分の1程度を充てている。
犬の洋服は高いと思うかを尋ねた質問では、「高い」とする回答が79.31％を占めた。犬の洋服にかけている1カ月ごとの金額と組み合わせてみると、犬に対して2,000円未満の洋服を購入している人でも、多くが「犬の洋服代が高い」と答えている。
犬に洋服を着せる理由としては（複数回答）、「寒さ対策のため」（47.37％）が最多となり、「可愛いから」（17.54％）という回答は20％未満に留まった。犬の洋服を購入する頻度ごとにみると、「寒さ対策のため」に犬の洋服を購入する人では「半年に1着程度」が72.22％を占めている。一方で、「可愛いから」「おしゃれさせたい」「映えのため」といった理由で犬に洋服を着せている人は、購入回数が多い。
犬に洋服を着せる理由を、犬の洋服にかける1カ月あたりの金額と組み合わせてみると、「寒さ対策のため」は2,000円～3,000円台が多くを占めており、「可愛いから」「映えのため」「おしゃれさせたい」といった飼い主の欲求が目的の場合は3,000円以上の洋服を購入する傾向がみられる。
