Madenokoujiのブログ

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旅は子どもの脳を育てる❗

「かわいい子には旅をさせよ」との言葉があるが、具体的に子供にはどんな意味があるか?

■旅のプラン立案

脳を進化させてきた要因はいくつかありますが、そのうちのひとつは、未来を予測する事です。思わぬイベントに満ちている旅に出る事自体が、脳の働きを育み強くします。旅をする事で、子供の地頭を良くできます。

旅に出る前にプランを親子で立てる事は、未来を予測する脳の回路「前頭葉や、報酬系の回路」を鍛えます。地図を見て行程を考えたり、A地点からB地点に行くルートを探したりする事で、計画力や想像力を身に付けます。

親と子供で、目的地が異なる事もあります。そんな時、話し合いの内容や妥協点を議論する事で、コミュニケーション能力が向上します。

親子でも個性が違いますが、個性を持ち寄る事が家族の良さです。旅の計画を通し個性を響きあわせる事は、子供にとって一生の宝物になります。脳の中では、旅の予定の立案時から始まっています。

 

■目標設定や褒め方のコツは?

脳の報酬系では、脳内伝達物質のドーパミンが放出されます。このドーパミンで、脳の回路が強化され学習が進みます。

ドーパミン系の動作の特徴は、予想外の結果に対する反応に影響します。つまりドーパミンは、嬉しいとの「報酬」と、意外だったとの「誤差」があります。

つまり、旅が脳を育む理由になります。家,保育園,幼稚園,小学校などは、普段過ごす環境で子供には大切な安全基地ですが、「慣れ」が存在します。旅に出て新鮮な環境を経験すると、「意外」「誤差」が発生します。

ドーパミンは嬉しい時に出ますが、他人からの「認め」「褒め」で更に働きが増強します。旅先では子供さんを積極的に褒めてあげて下さい。

男の子と女の子といったジェンダーの差は、あまり気にする必要はありません。それよりも大きいのは、兄弟姉妹の関係です。親と子が助け合う事以外に、兄弟姉妹でも旅で助け合うと絆が深まり、脳にも協力を学習する貴重な機会になります。