Madenokoujiのブログ

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ビズリーチ・CMで訴える本気度👍

ビズリーチは、ハイクラス人材向けの転職サイトを運営し、即戦力人材と企業をつなぐプラットフォームを提供している。最新のCM「社長の本気篇」では、大企業の社長が出演し、中途採用の重要性を訴えている。このCMは求職者と企業の双方から大きな反響を呼んでいる。

ビズリーチを運営するビジョナルの業績は好調で、2024年7月期の売上高は661.4億円、営業利益は178.3億円と大幅な増収増益を達成した。ビズリーチのビジネスモデルは、企業やヘッドハンターからのスカウトメールに求職者が応募するダイレクトリクルーティングサイトであり、スカウト可能会員数は258万人以上、採用企業は3万1700社、ヘッドハンターは7800人に上る。

ビズリーチの収益源は、企業とヘッドハンターからのプラットフォーム利用料、成功報酬、求職者からの月額利用料である。中途採用におけるハイクラス人材の需要は堅調に伸びており、2023年には年収1000万円以上の転職決定者数が3年前と比べて3.2倍に増加した。

ビズリーチはサービス向上への投資を積極的に行っており、生成AIを活用したレジュメ自動作成機能や求人自動作成機能を提供している。これにより、スカウト受信数が4割増加した。今後も日本企業の採用意欲は続くと見られており、2025年7月期も高い成長を見込んでいる。

ビズリーチに次ぐ柱として育成中のHRMOS事業も注目されている。HRMOSは社内人材登用のためのプラットフォームであり、従業員のデータベースを基盤とした様々なサービスを提供している。今後は「社内版ビズリーチ」の本格提供も予定されており、企業内の最適配置を目指している。

ビジョナルの南壮一郎社長は、転職市場のデータプラットフォームと人材活用のタレントマネジメントプラットフォームの両方を提供する事で、企業の人的資本経営における課題解決に貢献したいと述べている。HRMOS事業は2026年7月期に黒字化を計画しており、ビズリーチ事業以外でも収益源を広げることを目指している。

ビジョナルは「転職の会社」から「キャリア全般を支援する会社」への変貌を目指しており、今期はその成否を占う重要な1年となりそうである。

 

私見

ビズリーチのビジネスモデルは、企業やヘッドハンターからのスカウトメールに求職者が応募するダイレクトリクルーティングサイト」とある。「スカウトメール」は「求職者」の裁量を吟味して送られるのか、適当に「スカウトメール」を送り「求職者」の反応をウォッチしているかが不明である。CMではメールをチェックするシーンがある。私はWebメールを使用しているが、送信者と件名は自動的にスマホに送信される。メールが自動的に受信できない事には不自然を感じる。

元に戻り重要な「スカウトメール」はこの記事からは後者のように感じられる。重要な事は「求職者」or「企業やヘッドハンター」のどちらが主体的であるかだ。受け身的な「求職者」や下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的な「企業やヘッドハンター」達であったら、理想とは程遠い転職との結果になると考える。「求職者」は自らの裁量で武装し転職を主体的に展開しなければ、目標は達成できないと思う。

「2023年には年収1000万円以上の転職決定者数が3年前と比べて3.2倍に増加した」とあるが、「年収1000万円以上」を更に増やしながら何年仕事を継続できたかが問題になると考える。「年収1000万円以上の転職決定者数」の増加ではなく、「転職決定者」がその後どの様になったかが重要である。

「生成AIを活用したレジュメ自動作成機能や求人自動作成機能を提供し、スカウト受信数が4割増加した」とあるが、「スカウト受信数」が増えただけで「転職者数」増とは何処にも書かれていない。

繰返しになるが「求職者」が高度な裁量を保持していない場合、CMの様な「転職」は夢物語であると理解すべきである。「社長の本気篇」等は単なる飾りである。「求職者」が「社長レベルの役員」と面接出来るのは、「人事・採用担当者」をクリア出来た後の話だ。

尚「AI」の進歩は著しく、孫正義氏は現在の「ChatGPT(GPT-4o)」はアメリカの医学試験に合格していると述べている(下記)。単なる知識では「AI」に太刀打ちできないのだ。これからの人間に求められる事は何かを充分に把握する必要もある😐

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