■かまってほしい
猫が甘噛みする理由として、飼い主さんに構って欲しいとの心理が挙げられる。飼い主さんに甘噛みする事で注意を自分に向けて、構ってもらおうとしているのだ。甘えん坊な猫が行う事が多い傾向にある。飼い主さんに甘えたいという気持ちの表れですが、噛まれる飼い主さんは当然痛いのだ。猫も手加減はしていますが、それでも噛み跡程度は残る。
甘噛みされた時、直ぐに反応するのはあまり好ましい対応ではない。どのような形であれ、噛むことで飼い主さんが反応してくれると猫が学習する。甘噛みされたとしても、できるだけスルーの姿勢を貫くことがお勧め✌️
■イライラしている
猫を撫でていたら、突然噛みつかれた経験をされた飼い主さんも多いと思う。元々、警戒心が強い猫は自分の体をベタベタ触られる事を好まない。それは、信頼している飼い主さんでも同じ。あまりしつこく体を撫でられると、「もういいでしょ❗」との気持ちを表現するために甘噛みする事がある。
撫でられて気持ちよさそうな時も同様だ。愛撫誘発性攻撃行動とも言い、同じように撫でている手をガブッと噛む。猫を撫でる時は短時間を心掛ける。またしっぽをバタバタふる、など「やめてほしい」というサインを出しますので、それらのサインに注意する事🤘
■歯がムズムズしている
子猫の甘噛みに多いのが、歯がムズムズしているから甘噛みするケースだ。生後数か月の時期は、乳歯から永久歯に生え変わる事で歯茎がムズムズしやすくなる。子猫としても落ち着かない気持ちになり、色々な物を噛むことで歯固めしようとする。時には、飼い主さんの手足に噛みつく事もある。とはいえ、そのまま猫の甘噛みを放置し飼い主さんの手足を噛ませ続けると、成猫になってからも噛み癖が残ってしまう。子猫の歯固めには、けりぐるみなどを与える方が良い🖐️
■噛まれても体罰はNG
猫に噛まれる事は地味に痛いため、思わず叩いたり怒鳴ったりして叱ってしまう方もいるはず。しかし、これらは猫にとって好ましいしつけ方とは言えない。社会性が低い猫にとって、体罰などのしつけはあまり効果的ではなく、むしろ警戒心を高め問題を悪化させる恐れがある。猫に噛まれた時は、短くハッキリ、ダメと注意だけしてスルーする。あまりにもしつこく噛まれる時は、猫を置いて別室に避難する事も有効的。時間こそかかるが、次第に猫も噛んでも意味ない事を学習する👏
■まとめ
猫が飼い主さんを噛む理由は様々だが、噛み癖をそのままにしておくと、いつまで経っても攻撃的な仕草が続いてしまう。猫に噛まれる事は痛い事は勿論、衛生的にも決して好ましくない。本内容を参考に、猫が噛みつく心理を理解した上で、甘噛み対策に挑戦してみよう👍